なぜ放置してはいけないのか? – 糖尿病がもたらす深刻な合併症のリスク
血糖値が高い状態が続きますと、ご自身が気づかないうちに全身の血管や神経が少しずつダメージを受けてまいります。その結果として、
- 失明につながる可能性のある「網膜症」
- 人工透析が必要になることもある「腎症」
- 足の切断にも至りかねない「神経障害」や「足病変」
- 命に関わる心筋梗塞や脳梗塞
といった、深刻な合併症を引き起こす危険性が高まるのです。
糖尿病は早い段階で発見し、適切な治療や生活習慣の見直しを始めれば、これらの怖い合併症の発症や進行を十分に防ぐことが可能です。治療の開始が早ければ早いほど、良好な血糖コントロールを維持しやすく、健康な方と変わらない生活を送ることもできます。